令和7年度 南海少年寮 事業計画
Ⅰ.令和7年度基本方針
児童養護施設において、小規模化・多機能化が求められているが、当法人においてその対応が遅れている状況にある。そのことは法人の将来的な運営及び財政にも大きく影響している。
特に小規模化は、児童の安心・安全を守る上で死角のない状況、また特性のある児童等を受け入れる上でも、受け入れのバリエーションが生まれ、児童数の減少を食い止め増加に転じなければならない現状において、急務と言える。
今年度は、分園型小規模グループケアの実施を急ぐと共に、児童の安心・安全な生活が営われるよう、取り組んでいくこととする。
Ⅱ.重点事項、具体的取り組み
① 入所児童に対する支援体制の再構築
※作成された基本的処遇マニュアルを、各職員が共通理解のもと身につけることが出来るよう、折に触れ振り返っていく。
※遅れている理念の見直しを進め、職員が同じ方向に力を合わせ、求められる職員像や入所児童への姿勢を明確にしていく。
※児童の声を聞く工夫や機会を増やし、反映できる体制を整える。
※各委員会の活性化のため、リーダーを中心に委員会を進め、開催日も工夫していく。
② 社会的養育推進計画の推進
※小規模化検討チームを中心に、分園型小規模グループケアをまず一つ地域において実施することを最優先課題として、ハード面および職員体制や勤務形態等の調査(情報収集や実施施設の見学、小舎制養育研究会の活用等)、実施用地や建物の検討等を進め、実施の目処を立てる。
※分園型小規模グループケアの実施は、土地の購入や建設だけにこだわらず、リフォームや賃借等、あらゆる可能性の中で、地域に分園型小規模グループケアを先ず一つ実施する事を目指す。
※条件の合う物件が出た場合、補助金の申請に時間がかかり実施が遅れそうであれば、施設整備等積立資産使用計画書を改定し、早期実施することも視野に入れる。
③ 地域との連携と貢献
※地域の児童や保護者等と共に例年実施してきた南少夏まつりは、コロナ禍で中止した以降、新しい形で再開している。東町地区会はなくなったが、近隣の児童・保護者・関係機関等を中心に昨年度と同規模を目安に実施したい。
PTA、青少協、三里みらい会議等への協力などは、引き続きおこない地域との関係を大事にしていく。
※今年度の防災行事は9月21日に、東日本大震災を経験された佐藤俊郎氏を招き、実体験からのお話しと、避難訓練を見ていただき助言をいただく予定にしている。その中で地域との連携ができるか検討もおこなう。また、例年の通り備蓄品を充実させていく。
※社会福祉法人として地域における公益的な取り組みを実施するにあたり、高知市社会福祉法人連絡協議会の会員として災害対策連携部会に所属し、その活動に取り組んでいく。
Ⅲ.主な事業
① 年間を通しての事業
(1)子育て短期支援事業 (各市町共に委託契約継続予定)
- 高知市と委託契約済み
- 南国市と委託契約済み
- 土佐市と委託契約済み
- いの町と委託契約済み
- 佐川町と委託契約済み
- 室戸市と委託契約済み
- 奈半利町と委託契約済み
(2)防火訓練(毎月)
- 年1回防災訓練かそれに代わる防災行事をおこなう。
- 年1回は風水害に対する訓練をおこなう。
- 年1回は防犯に関する訓練をおこなう。