心静かに一年の終わりを見つめる12月31日の年の瀬。
静まり返った興隆寺の境内に今年も除夜の鐘が響き渡りました。

寮の中高生たちも地域の方々と一緒に、新しい年への一歩を刻むべく、力強く鐘を鳴らしてきました。
興隆寺では鐘を突いてくださった皆様に、施設長でもある住職から「法語札」をいただけます。
「人の欠点がよく見えること自体自分の欠点」
「忙しいで半生 寝て半生」
といった人生の指針となる言葉が綴られたこの札は、毎年楽しみにされている地域の方も多いようです。

私も初めて参加しましたが、近隣にお住まいのご年配の方々、小さなお子様連れのご家族、そして普段はお寺に馴染みの薄い若い世代の方々までおられ、年齢も歩んできた道も異なる人々が、同じ鐘の音に耳を澄ませる光景は一言では言い表せないほど感慨深いものでした。

そして、この伝統を次の世代の子どもたちに確実に受け継いでいきたいと強く感じました。
日頃より当寺、当寮を支えて下さる皆様に、心より感謝申し上げます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。